June 13, 2011
【リーダー】たるもの
先日、日本ではAKB48選抜総選挙発表があり、
“神の7人”と呼ばれる核グループをはじめ、時季の主要メンバーが発表された。
テレビでも取り沙汰されそのブームは凄まじいのだろう。
あまり興味がなかった自分は、
本来の“総選挙”である、政治でも総選挙の方でもこれくらい盛り上がっても良いのではないかと思っていた。笑
1人で約2千万費やした男の功もあってか、CDの売り上げは、こちらは“神のアーティスト”とされたレディーガガ「Born This Way」のアメリカ国内売り上げを超え、
こちらの“神”のファンからしては、かなりショックを受けた。笑
それはさて置き、タイトルの通り【リーダー】であるが、
見事1位に勝ち抜いた「前田敦子」。彼女には去年からの長いストーリーがあり、
ここでは省略させてもらうが、感動的なものだった。(つい最近AKBデビューした友達からゲキ押しされたので、一応発表だけは見ておいた。笑)
最後にAKB48+その予備軍達を引っ張っていく事を表明し、
「自分の事は嫌いでもAKBは嫌いにならないでください」とそのリーダーっぷりを魅せた。
今日の【リーダー】は日本電産創設者、永守重信(ながもり・しげのぶ)。先日記事を読ませてもらった。
1944年8月生まれ。28歳の時に京都市のプレハブ小屋で日本電産を創業。ハードディスク駆動装置用モーターで断トツの世界シェアを獲得、自動車用などでもトップ製品を次々と生み出す。猛烈な働きぶりと不況をモノともしない攻めの経営で知られる。
“ぶれないリーダー”
「国家のリーダーも、取り巻きやマスコミが言うことのほか、毎月のように実施される支持率をそのたび気にしていたら正しい判断ができなくなる。
リーダーは信念として決めたことはどんな批判を浴びてもじっと耐えしのぎ、断固としてやり切る覚悟が必要だ。」と語る。
国の政治は歴史が評価する。
例えば現状では反対の多い消費税の引き上げも、財政再建問題からいずれ必ず導入が必要になることは分かりきっている。その時は「とんでもない」と批判されても、後世であの時の決断があったから今があると、時間がたってから評価されることもある。
日本電産はリーマン・ショックの後、他社に先駆けて社員の賃金カットを実施した。赤字になってもいないのに賃金カットすることに批判の声もあったが、それを実行することによって全社員が危機意識を共有し、業績回復も早く実現した。そして翌期にはカット分に金利を上乗せした臨時ボーナスで全額返還できた。
京都学派の哲学者、西田幾多郎先生の
「人は人 吾は吾なり
とにかくに 吾が行く道を 吾は行くなり」
という言葉が大好きだ。その言葉の通り、これからも常に信念をもって軸のぶれない経営を目指していきたいと思う。と語っていた。
信念を曲げない志。
何事にも言えるだろうこの事は、すぐに育つ物ではないと思う。
一つの事をやり遂げて、その志は育ち、
大成を成し遂げるには、文字通り大きな志、”大志”がいるのだろうと思う。
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